2016年3月23日 (水)

集中して1時間半。

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 我が家に出入りしている通い猫ちゃんは、鶏のささみがお気に入り。総合栄養食のカリカリ・キャットフードだけではなかなか食べてくれませんが、ほぐしたささみをふりかけのようにまぶしてあげると、喜んで食べてくれます。

 そこで、近所のスーパーでささみの安売りがあると、まとめて12〜13本、買ってきます。1本ずつ筋を取り、電子レンジでチンして細かくほぐしたのが、写真の状態。ネコ缶と比べていただくと、それなりの量であることがわかるでしょう。だいたい、3週間分くらいの分量ですね。

 これを、10個ぐらいに小分けしてラップでくるんで、冷凍して保存。この作業にかかる時間は、一生懸命やって、占めて1時間半くらい。両手の指の先はもちろん、部屋の中も、ささみの匂いでいっぱいになります。

 ここまでしていると、もうほとんど「飼い猫」状態だとは思うのですが、残念ながら、彼女の方にその気はないようで。朝晩、食事をして、ブラッシングをしてもらって、人間様のあぐらの中で一眠りすると、ぷいっと出て行ってしまいます。

 何よりも自由が好きなのはわかるけれど、そろそろ、居ついてくれてもいいんじゃない?

 そんなふうに通い猫ちゃんとお付き合いをして、もう5回目の春です。

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2013年6月28日 (金)

たまには粘ってみるもんだ!

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 梅雨の晴れ間をねらって、徒歩20分くらいのところにあるスーパーへ出かけました。お目当ては、キャットフード。この近くでは、そこが1番、安いのです。

 ところが、着いてみると、うちに出入りのフリー猫くんが気に入っている「バランス」だけが品切れです。あれま、と思っていると、眼鏡をかけた大柄なお兄ちゃんが、いくつもの段ボール箱をよっこらしょと担いでやってきました。そのうちの1つに、「バランス」の文字が!

 陳列作業の合間に、と、店内をぐるりと1周して、夕食のハヤシライス用にアメリカ産の牛こま切れをゲット。戻ってきましたが、「バランス」はまだ開いていないので、もう1周。そんなことをくり返して何周かしているうちに、プリングルスのサワークリーム&オニオンが198円で出ているのを見つけ、思わず買い物かごへ。余計な買い物です。

 でも、例のお兄さん、こちらがお目当ての箱にはなかなか手を付けてくれません。そのうち、ちょっと離れたところに置いてあった、また別の大きな箱のガムテームをはがし始めました。

 これは、時間がかかりそう。今日はあきらめるか。また来ればいいんだし……。

 そう思ってレジへと向かったのですが、会計を終えたあと、やっぱりもう1度だけ! キャットフード売り場に戻ってみると、段ボールはきれいに片付いて、お兄さんの姿もありません。棚を見ると、「バランス」が山積みに!

 こんなちっちゃなことでも、あきらめてはいけないんですね。この週末は、なんだかいいことがありそうです。

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2013年5月19日 (日)

頭隠せず、尻も隠せず

 わが家に出入りしているフリーランスの猫くんは、食事をしに玄関までは入ってきますが、ドアを閉めようとすると怖がって出て行ってしまいます。そこで、ドアストップを使って細く開けっ放しにしておくのですが、これからの季節、このままでは虫が入ってくるのが心配です。

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 そこで、近くのホームセンターに行って、玄関用の網戸を買ってきました。網戸といっても、実際のところはカーテンのようなもの。つっかえ棒からぶら下げて、マジックテープで両脇を留めます。お値段はたったの1980円。本格的な玄関網戸を付けるとなるとお値段も張るので、例によってケチったというわけです。

 ところが! いざ、取り付けようとしてみると、こともあろうか高さが足りない!

 商品の袋には205センチまで対応、と書いてあったので、深く考えもせず「大丈夫だろう」と思い込んだのがウカツでした。小さいけれど落ち着くわが家。その玄関のトビラが、こんなにも立派なものだったとは。

 とは申しましても、せっかく買ってきたのだからもったいない。というわけで、とにかく取り付けてみました。下の方が空いているのは、猫くんが通り抜けるには好都合。上の方の空きには、この際、目をつぶることにいたしましょう。これでも、何にもないよりはマシなはずです。

 猫くん用品が少しずつ増えていくわが家の玄関。はてさて、次は何が登場するやら。

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2013年4月22日 (月)

本日は外出中

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 ここ数日、春らしからぬ寒い日が続いて、すっかり調子がくるってしまいました。それは、人間さまだけではないようで、わが家の玄関脇に住み着いているフリーランスの猫くんも、妙に元気がなく。段ボール箱の中で眠ってばかりでした。

 今日は、気温は低いものの、朝から快晴。彼女も、朝ご飯を食べたらさっそく外出。お留守の段ボール箱は、中まで明るい日差しに照らされています。

 2、3日前の猫くんときたら、とにかく1日中、眠りっぱなし。箱をのぞき込んでも、ふだんならすぐに目を覚ますのに、少しもそもそするくらいで起き出す気配はいっこうになし。気候の急変で体の調子が悪くなったのではないかと、ちょっと心配になるくらいでした。

 今から思い返してみると、フリーランス猫らしくもなくそれだけ熟睡しているということは、ちょっとは警戒心を解いてくれているのかなあ、と。

 食事を出すようになって1年半くらい。けっこう早い段階で撫でさせてくれるようになり、こちらの脚にもたれてのどをゴロゴロ鳴らしたりもするのですが、ちょっと物音を立てたりすると逃げていってしまいます。子猫のころにひどい目にあったのか、人間に対する警戒心がとても強いらしいのです。

 やっぱり「のら猫」だからなあ、と思っていたのですが、ほんの少しずつですが、彼女も心を開いてくれているのかもしれません。

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2013年3月12日 (火)

毛布と枕カバーを洗いながら

 今朝の練馬は空気は冷たいですが、気持ちよく晴れ上がりました。フリーランスの猫くんのハウスの毛布を取り換えるには、格好の日和です。

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 毛布の取り換えは、だいたい、5日に1度くらい。ずっと屋外で過ごしている彼女の寝床ですから、かなり汚れます。猫枕に巻いているタオルも合わせて洗濯をするのですが、わが家の洗濯機に放り込むのは、さすがにためらわれます。そこで、洗面所で手洗いをすることにしています。

 お湯を張って、洗剤を少し入れて、毛布とタオルを一緒にしてゴシゴシともみ込むと、見る見るうちに、お湯が黒く染まっていきます。いやはや、フリーランス猫の自由な暮らしというのも、なかなかたいへんなようです。

 毛が抜け替わる時期に入ったのか、今朝は排水溝にかなりの毛がたまりました。グレー一色の短毛の猫。ぬれてヘドロ状になったその細かい毛を指でつまんで捨てながら、こんなところにも春の訪れが感じられるものだな、などと思ったりしました。

 去年は、陽春のある一日、突然、段ボールのハウスを出てしまい、秋風がかなり涼しくなるまで、ハウスで夜を過ごすことはありませんでした。どこかにいい避暑地があるのでしょう。

 彼女の世界は、おそらくわが家を含む数百メートル四方でしょうが、その中にも、ぼくの知らない場所がいっぱいあり、彼女はそこでいろんな経験をしているにちがいない。

 ……自分の知識や経験なんて、当てにしててはいけないんだな。

 今年の春が、猫にとっても人間にとっても、いい季節になりますように。

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2012年12月30日 (日)

厳しい冬をしのぐ場所

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 今年もいろいろあった1年でしたが、わが家の話題を終始、独占し続けたのは、玄関脇の居候、フリーランスの猫くんでした。

 去年の暮れごろから居着いているので、冬を越すのを見るのは2度目。でも、情が移ったせいでしょうか。今年は去年よりも、寒くてかわいそうに思えてしかたありません。そこで、段ボールの猫ハウスにも改良を加えました。

 まず、風が吹き込むのを少しでも減らそうと、出入り口はやや狭く。地面の冷気がなるたけ伝わらないように、中にはタオルを何枚も敷き、その上には、ペット用のフリースのカーペット。ついでに、入り口付近には猫用の枕を置いてみました。

 努力のかいがあってか、夜はいつも、ここで過ごしているようです。また、昼間もこの中で眠っていたり、時には枕にあごをのせて、道行く人を眺めているのを見かけるようになりました。

 とはいえ、朝晩の冷え込みは厳しくなるばかり。彼女だって何度もの冬を越してきたのだ、とわかってはいても、毎晩、大丈夫だろうかと気になります。そして、毎朝、ドアを開けるなり、朝ごはんを求めてやって来るのを見ては、今朝も元気だね! とうれしくなります。

 まったく、毎朝、無事に目が覚めるというのは、不思議なほどありがたいこと。来年も、すべての猫たちに、平穏な朝が訪れますように。そうして、このブログを読んでくださったみなさんにとっても、よい年になりますように。

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2012年11月19日 (月)

玄関前で座り込み!

 秋も深まり、朝夕の冷え込みが身にしみて感じられるようになってきた、先月の終わりごろのこと。

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 わが家の軒先に居候をしているフリーランスのネコくん。彼女にも、少しでも秋風を避けてもらおうと、えさを玄関の中に置くようにしてみました。すると、さすがにえさの力は絶大で、これまで、家の中にはなかなか入ろうとしなかったのに、意外とすなおに入って来ました。

 ただ、ドアを閉じようとすると、食べている途中でもいやがって出て行ってしまいます。これでは、彼女が食事をしている間ずっと、ドアを開けたまま、手で押さえておかなくてはなりません。

 そこで、玄関のドアにストッパーを付けてみました。こちらがほかの用事をしていても、ネコくんは安心して食事をしています。食事が終わったころに玄関に行って、ひとしきりなでてあげる。そうして、満足すると、彼女はさっさと外に出て行きます。これは便利です。

 ただ、味をしめたのですね。困ったことに、ネコくんは、満足するまで玄関に座り込みすることを覚えたのです。近ごろでは、たいてい2〜3回、おかわりをせしめて、舌なめずりをしながら出て行きます。

 途中でドアを閉めようとしさえすれば、警戒して自分から出て行くのはわかっているのですが、なんだか追い出しているようで、悪い気がして忍びない。こちらのそんな性格を見すかしているのでしょう。長いときは小一時間、玄関先で粘っていきます。

 冬が近づいてきて、細く開けたドアからも、冷たい風が吹き込むようになりました。小一時間も開けっ放しだと、さすがに家の中も冷え込みます。ドアを閉めてもいやがらないように、せいぜい、ネコくんの信頼を得る努力をするしかありません。
 それには、やっぱり、えさをたくさんあげるしかないのでしょうねえ。

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2012年10月 9日 (火)

ついつい訓読みで読みたくなる!

 フリーの猫くんに我が家の軒先を貸すようになってから、そろそろ1年になります。

 最初は食事と水を出すだけでしたが、あんまり寒そうなので、やがて段ボール箱で小屋を提供。地べたに直接だと冷たかろうというので、中に敷くタオルを何枚か。そのうち、近所のスーパーでネコ用の座布団みたいなものが売られているのを見かけ、早速、買ってきました。

 暖かくなるとそういったものは不要ですが、皮膚病にかかったので近所の獣医さんに相談して薬をもらい、ノミ取り用のブラシも手に入れました。だんだんとご近所さんにも気を遣うようになって、ネコ用トイレも購入。彼女も気が向いたときには、そこで用を足すようになりました。

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 そんな具合で、だんだんと猫用品が増えてきました。そこで、猫用品の説明書などでよく見かけるようになったのが、「愛猫」ということばです。

 イヌならば「愛犬」と書いて「あいけん」と読む。「愛猫」はもちろん、そのネコ・バージョンですが、問題はこれをどう読むかです。辞書的には「あいびょう」と読むのですが、ついつい「あいねこ」と言ってしまう人も多いのではないでしょうか。

 「愛」を「あい」と読むのは音読み。二文字の熟語は、ふつうは二文字とも音読みで読みますから、「愛犬」の「犬」を音読みで「けん」と読むように、「愛猫」の「猫」だって音読みで読みたい。ただ、「猫」って音読みでどう読むんだっけ……?

 個人的には、「愛猫」を「あいねこ」と読んでも気になりません。むしろ、「あいびょう」より伝わりやすいのでいいんじゃないか、などと思ったりもします。

 それはともかく、漢字的には、「犬」の音読みはよく使われるのに、「猫」の音読みはほとんど使われないことに、興味を惹かれます。そこには、日本人にとってのイヌとネコの違いが、隠されているのかもしれないですよ。

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2012年8月 9日 (木)

夏の朝の一苦労

 出入りしているフリーの猫くんが、夏に入って皮膚病にかかってしまいました。近所の獣医さんに相談したところ、抗生物質を処方してもらったので、数日前から朝夕、食事に混ぜてのませています。

 それまでは、ドライタイプのキャットフード(通称、カリカリちゃん)をあげていたのですが、これでは薬は混ざらない。そこで、シーチキンタイプのものも用意。お水と合わせると3皿という、ちょっとしたコース料理です。

 ところが、昨夕から急に、シーチキンタイプに口をつけなくなりました。今朝もそうで、お腹が空いたとばかりにニャアオ〜オゥと鳴き、果ては前足で壁をガリガリやったりするのですが、なかなか食べてはくれません。

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 こっちは薬が気になるので、「お願い、これを食べて」「食べたらカリカリちゃんあげるから」などと言って、なだめすかして食べさせます。ちょっと食べたらまたカリカリちゃんを欲しがるのを、なでて落ち着かせては、またシーチキンタイプに気を向かせる。そんなこんなで、30分近く付きっきりで、なんとか食べさせました。

 それでは約束通り、カリカリちゃんをあげましょう。持って出ると、いきなり飛びついて、こちらはあっという間にペロリ!

 それを眺めながら、子育てっていうのはこんな感じなんだろうか、と思ったものでした。

 食べ終わったフリー猫くん、ひとしきり水を飲んでから、満足そうに舌なめずりをすると、そのままどこかへ行ってしまいました。思いのほか涼しい朝ですから、久しぶりにちょっと遠出でもするのでしょうね。

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2012年4月 4日 (水)

嵐の夜の猫

 昨日の夜、部屋でパソコンに向かって仕事とも遊びともつかぬことをしていると、玄関の脇で突然、パリンと何かが割れる音がした。何かと思って、玄関から外へ出ようとする。その瞬間、びゅうっと音をたてて駆け抜ける突風に、ドアを持って行かれそうになった。

 我が家の玄関脇には、フリーランスの猫くんが間借りしている。見ると、この春の嵐に彼女もさすがに夜の冒険はあきらめて、暗がりの丸い影と化している。そのそばに、いつもえさを入れておくお皿が、風に吹かれて転がって、きれいに2つに割れていた。

 割れたお皿を片付けながら、この嵐では猫くんだって恐いだろう、今夜は我が家の中へとご招待しようか、と考えた。そこで、玄関のドアを吹き飛ばされないように細めに開けて、こっちに来るかい? と声を掛けてみる。猫くんはのっそりと起き上がった。そうしている間にも風は吹いて、雨粒が眼鏡のレンズをぬらしていく。

 ドアのところまできた彼女は、ニャアと鳴きはするものの、しかし、中に入ろうとはしない。どうやら、猫族特有のあの好奇心を発揮しただけのようだ。

 今夜は嵐だから、おうちの中の方が安全だよ。そう話しかけてみても、知らんぷり。そのうち、身を翻して我が家の前の道を横切り、お向かいさんの塀の向こうへと消えていった。軒下に間借りはしても、家の中にまで入ろうという気はないらしい。

 こんな嵐の中、大丈夫だろうか……

 深夜、雨風がだいぶ収まってからまた外に出てみる。とたんに、黒い影が足元にまとわりついた。今夜は特別だから、と思って、新しいお皿にえさを入れて出してあげた。お腹が空いていたのか、すぐさまがっつき始める。

 そばにしゃがんで、その姿を見ながら考える。フリーランスの猫には、フリーランスの猫なりの生き方があるんだろうなあ。お互い、その生き方でうまく世の中を渡っていけますように。

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