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2016年12月

2016年12月12日 (月)

新聞関係のお知らせ2つ

 今回は、新聞関係のお知らせが2つです。

 まず、1つめ。昨日(12月11日)の『毎日新聞』「今週の本棚・この3冊」という欄で、「漢字の面白さを知る」というテーマで拙文を書かせていただきました。取り上げさせていただいたのは、笹原宏之先生の『方言漢字』、阿辻哲次先生の『漢字の社会史』、鈴木修次先生の『漢語と日本人』です。

 ネット上でも読めるようですので、ご興味のある方は下記ページを御覧ください。
 http://mainichi.jp/articles/20161211/ddm/015/070/027000c

 もう1つは、私が常々、お世話になっている日経新聞記事審査部の小林肇さんが、同紙夕刊の「体・験・学」というコーナーで、「新聞から言葉を採集する」という記事を、今日から5回にわたって連載なさいます。

 校閲記者歴24年という小林さんが、新聞紙面からどんなことばを引っ張り出してきてくださるのか、興味津々。明日の第2回には、私も登場させていただけるとのこと。はたしてどんな内容なのでしょうか?

 こちらも、ネット上でも読めるとのこと(ただし、無料登録が必要です)。ご興味のある方は、下記ページからぞうぞ。
 http://www.nikkei.com/search/site/?searchKeyword=%E4%BD%93%E3%83%BB%E9%A8%93%E3%83%BB%E5%AD%A6

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2016年12月 5日 (月)

サービス満点!

 先週末、北海道漢字同好会のみなさまにお招きいただいて、札幌へ行ってまいりました。

 ちょうどうまいタイミングで雪もやみ、それほど寒くもなく、足元がすべるようなこともなく。大漢和辞典の編纂にまつわるお話を気分よくさせていただいて、おいしい海のものをたくさんいただいて、まったくハッピーな週末だったのでした。
Photo
 空いた時間に散歩に出たところ、ホテルの近くに、北海道庁旧本庁の赤れんが庁舎が建っていました。入場無料とのことなので、中を覗いてみつけたのが、この写真。明治43年に書かれた、工事中の看板のようです。

 ぱっと目についたのは、「道」の字。「首」の上に毛が生えた、なかなか風格のある字体です。

 この字は「2点しんにょう」になっていますが、1番下の「造」は、「1点しんにょう」の新字体。ついでに真ん中あたりの「舎」も、文句なしの新字体です。

 その上の字は、旧字体ならば「廳」とあるべきところ、「耳」の下の「王」が抜けているようです。でも、なかなか堂々とした漢字ではありませんか。

 ほかにも、「層」はれっきとした旧字体だけど、「れんが」の「れん」はかつてのJIS字体。「海」はみごとな新字体などなど、盛りだくさんです。

 新字体だとか旧字体だとか、正字だとか略字だとか、細かいことに気を取られている常日ごろ。まったく、何なのでしょうねえ!

 北海道漢字同好会のみなさんの歓迎ぶりもサービス満点でしたが、赤れんが庁舎もサービス満点で、私を迎えてくれたのでした。

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