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2016年11月11日 (金)

愛が命に変わるとき

 ちょっとぼんやりしている間に、季節が巷を駆け抜けて、街は早くも初冬の装いとなりました。久し振りの更新です。

 先日、なんとなくテレビのチャンネルを回しておりましたら、ちょっとおもしろい番組に行き当たりました。フジテレビ系列の「有吉弘行のダレトク!?」という番組の1コーナーで、「ヤンキーの特攻服に1番多く使われている漢字は何か?」という調査をやっていたのです。

 もちろん、全国的な調査はなかなかむずかしいですから、タレントさんがある専門店に行って、そのお店のランキングを尋ねていました。私の記憶に間違いなければ、ベスト5は、5位が「強」、4位が「友」、3位が「悪」、2位が「暴」の順。そして、栄えある1位は「走」という結果でありました。

 これだけでも十分、おもしろかったのですが、さらに興味を惹かれたのは、「走」が1位になった理由。お店の方のお話では、「走死走命(そうしそうめい)」という四字熟語があって、それを刺繡する人が多いのだ、というのです。

 そんな四字熟語があるんだ!

 と思って、早速、googleで検索してみますと、たしかに出て来ます。走ることに命を懸けるというその意気込みが、こういう四字熟語の形になったのでしょう。日本人の四字熟語好きもたいしたものだなあ、と感心させられた次第でした。

 ただ、検索結果から判断しますと、この四字熟語、もとは「走死走愛(そうしそうあい)」という形だったようです。このままならば「相思相愛」のもじりとしか受け止められないところ。最後の「愛」を「命」に変えるだけで、とたんになにやら立派な四字熟語のように感じられます。

 「走死走命」を最初に考えた方は、なかなかの才能の持ち主ですね!

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漢字・ことば」カテゴリの記事

コメント

円満字さま、こんにちは。

「命」には「いのち」の意味と、「使命」のように「申しつける」意味とがあるから、「死」と対比させるなら、「愛」より確かにピリッとした硬派な感じがして、かっこよく見えますね!

それにしても、今回はタイトルだけ眺めていると、私などは『人魚姫』とか、『最後の一葉』とかが浮かんでしまったのですが、内容は全く予想外の世界で、いつもながらそのギャップがとても楽しかったです。

投稿: しろねこ | 2016年11月13日 (日) 13時30分

しろねこさん、おはようございます。
なるほど! 「○○さん命」という思いも、「命懸けで」と同時に「これが運命なのよ」といった意味合いがあるのかもしれないですね。
いつも深いコメントを、ありがとうございます!

投稿: 円満字 二郎 | 2016年11月14日 (月) 08時09分

先生
お久しぶりです!

四字熟語って結構巷に溢れてますよね。

穴埋め問題で
右□左□というのがあり、
これは2か所の穴埋めなのでさほど問題ではないのですが
□□地□なんて、3つの穴埋めがあり、答えが考え付かなかったです。
天変地異・天神地祇・天長地久
天変地異など言われてみればあっと思いますが
なかなか思いつかないですね。

差し詰めこの頃は
「知能減少」とか「痴呆間近」かな。

四字熟語はおさまりがいいので結構出てきますね。

サラリーマン川柳ならぬ
サラリーマン四字熟語なんてないのでしょうか?
面白いと思うのですが・・・

モフモフ

投稿: モフモフ | 2016年11月14日 (月) 13時50分

モフモフさん、ありがとうございます。
 サラリーマン四字熟語ではないのですが、住友生命がやっている「創作四字熟語(https://cam.sumitomolife.co.jp/jukugo/)」というのがありますよ。
 ずいぶん前からやっていて、本になったこともあったような。発表は毎年年末で、新聞のコラムのネタにもなっています。残念ながら、今年はもう締め切ってしまったようですが……。

投稿: 円満字 二郎 | 2016年11月15日 (火) 09時13分

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