« 2013年2月 | トップページ | 2013年4月 »

2013年3月

2013年3月25日 (月)

球春到来!

 春のセンバツ高校野球が始まりました。

 最近では、高校野球の中継を観ることもなくなりましたが、甲子園球場のある兵庫県西宮市で生まれ育った者としては、それでもやはり、なつかしいものがあります。

 ところで、お正月ごろから、高校スポーツの報道を見ていて気になったことがありました。それは、「翔」という漢字を使った高校名が、やたらと登場することです。そこで、この機会にちょっと調べてみました。

 ぼくにわかった範囲では、現在、「翔」を含む名前の高校は、全国で40校あります。北は北海道士別市の士別翔雲高校から、南は鹿児島県阿久根市の県立鶴翔高校まで。全国に分布していますが、中でも多いのは大阪府。常翔学園高校、常翔啓光学園高校、星翔高校、府立八尾翠翔高校、府立りんくう翔南高校と5校がひしめいています。

 おもしろいのは、これらの40校の高校のすべてが、平成になってから開校したり、校名変更をしたりしていること。平成元年に校名変更で誕生した宮崎県の鵬翔高校が最古参で、次いで平成6年に京都府宇治市に京都翔英高校が開校。この後、平成7年、8年、9年と1校ずつ増え、10年代に入るとそのスピードが上がります。平成17年には、なんと一挙に9校も出現。その後も増え続けて現在に至っています。

 こうなると、ちょっとしたブーム、社会現象ですね。

 子どもの名づけに使われる漢字のはやりすたりについては、毎年、年末になると話題になります。それと同じように、学校の名前に使われる漢字にも、流行があったとは!

 「空高く飛んで行く」という意味を持つ「翔」は、確かに、高校生たちにはふさわしい漢字です。ただ、それも増えすぎると、新鮮さが失われてしまうというもの。次はどんな漢字が、学校の名前によく使われるようになるのでしょうか……。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月12日 (火)

毛布と枕カバーを洗いながら

 今朝の練馬は空気は冷たいですが、気持ちよく晴れ上がりました。フリーランスの猫くんのハウスの毛布を取り換えるには、格好の日和です。

Photo

 毛布の取り換えは、だいたい、5日に1度くらい。ずっと屋外で過ごしている彼女の寝床ですから、かなり汚れます。猫枕に巻いているタオルも合わせて洗濯をするのですが、わが家の洗濯機に放り込むのは、さすがにためらわれます。そこで、洗面所で手洗いをすることにしています。

 お湯を張って、洗剤を少し入れて、毛布とタオルを一緒にしてゴシゴシともみ込むと、見る見るうちに、お湯が黒く染まっていきます。いやはや、フリーランス猫の自由な暮らしというのも、なかなかたいへんなようです。

 毛が抜け替わる時期に入ったのか、今朝は排水溝にかなりの毛がたまりました。グレー一色の短毛の猫。ぬれてヘドロ状になったその細かい毛を指でつまんで捨てながら、こんなところにも春の訪れが感じられるものだな、などと思ったりしました。

 去年は、陽春のある一日、突然、段ボールのハウスを出てしまい、秋風がかなり涼しくなるまで、ハウスで夜を過ごすことはありませんでした。どこかにいい避暑地があるのでしょう。

 彼女の世界は、おそらくわが家を含む数百メートル四方でしょうが、その中にも、ぼくの知らない場所がいっぱいあり、彼女はそこでいろんな経験をしているにちがいない。

 ……自分の知識や経験なんて、当てにしててはいけないんだな。

 今年の春が、猫にとっても人間にとっても、いい季節になりますように。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月 4日 (月)

15年ぶりの棚

Photo

 先週末、朝日新聞出版さんから、週刊朝日別冊『みんなの漢字』が届きました。漢字パズルに、漢字に関するちょっとした読み物を組み合わせた、新しいタイプの雑誌です。

 こういう雑誌を本屋さんではどういうところに置くのかなあ、と思って、駅前の書店まで偵察に行きました。予想はしていたものの、『週刊朝日』が置いてあるような棚には、やっぱりありません。どこで見つけたかというと、「パズル雑誌」の棚でした。

 この棚には、面出しになって置いてあるものだけでも、30誌はあるでしょうか。ざっと見渡したところ、タイトルに「漢字」の2文字が躍っているものがかなりたくさん。棚の脇っちょには発売日一覧が貼り付けてあって、いつ出るかと楽しみに待っている読者が多いことがわかります。

 ぼくが漢和辞典の仕事を始めた、1990年代の後半のこと。新聞記事で、「漢字パズルの雑誌がちょっとしたブームだ」と目にした覚えがあります。20万部以上を売り上げているものもあると読んで、そういう読者をなんとか漢和辞典に呼び込めないものか、と頭をひねったものでした。

 当時も、本屋さんに現物を見に行ったものでした。ただ、雑誌の種類としては、両手の指で収まるくらいでしたし、ほとんどは季刊だったんじゃないかと思います。それが今では、数も増えて、しかも隔月刊・月刊が主流。この15年で、この分野の雑誌は確実に成長しているようです。

 そんな中に、『みんなの漢字』はどのような新風を吹き込むのでしょうか。

 ちなみに、今回、ぼくは漫画の原作という、ちょっと変わった立場で参画させていただきました。いったいどんな漫画なのか? ご興味のある方は、お近くの書店のパズル雑誌の棚へ、どうぞ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年2月 | トップページ | 2013年4月 »