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2012年11月26日 (月)

自由になると悩みも深い

 ページをどのようにレイアウトするか?

 それは、出版編集という仕事に常につきまとっている問題です。どれくらいの大きさの文字を、どれくらいの行間で、何字×何行でレイアウトするのか? 写真や図版をどれくらいの大きさでどの位置に入れるのか? それらによって、見やすさ読みやすさはもちろん、ぱっと見の印象がずいぶん変わってきます。レイアウトは売れ行きを左右するといっても、過言ではないでしょう。

 文庫本や新書判のような小さな本では、狭い紙面をできる限り広くみせるような工夫が必要になります。いわゆる単行本のサイズ、四六判やA5判では、写真や図版の大きさが実はむずかしくて、半ページとってしまうとたいていは間延びした感じになり、4分の1ページだと窮屈になる。その間のうまい具合のところを探しながらレイアウトする、といった按配でしょうか。

Photo

 もっと大きなB5判とかA4判になると、のびのびと自由にレイアウトできるのはいいのですが、たとえば文章と写真1点だけ、というのでは1ページが埋まらない。そこで、いろんな要素を突っ込んでいかなくてはならないのが、頭の悩ませどころです。

 さて、洋泉社ムック『楽しい漢字』は、A4判変型、112ページで定価980円と、なかなかのお買い得。ぼくも、「漢和辞典大解剖」と「漢字の誤読は恥ずべきことか?」の2本、合わせて12ページ分を書かせていただきました。

 テーマが漢字というと、どうしても文字ばっかりになりがちです。A4判の天地を10ミリ縮めただけの広い紙面を、いったいどうやって埋めていけばいいのだろう? そんなことを考えながら原稿を書いていたのですが、はたして、その仕上がりやいかに!?

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