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2012年3月20日 (火)

本の発売日

 雑誌はきちんとした発売日が決まっているものだけれど、本はそうでもない。もちろん、出版社に問い合わせると、「何日発売です」と教えてはくれる。でも、よっぽど発売が待ち望まれている話題の本でもない限り、その日付はそれほど厳密なものではない。

 本ができあがると、一部分は出版社に「見本」という形で届けられるが、大部分は、「取次」に運ばれる。「取次」とは、出版業界の問屋さんのこと。ここが、全国の書店さんにどんな本を何冊運ぶかを管理していて、1つ1つの書店さんへと配本してくれるのだ。

 配本には、通常は中3日かかる。つまり、月曜日に見本ができてくれば、金曜日に配本が済む。ただし、見本出来が火曜日以降だと、土日を挟むので、結局は配本までに中5日=約1週間かかると考えた方がいい。ただし、書店の方では、配本されてきた商品をすぐに店頭に並べるとは限らない。翌日だったり翌々日だったり。売れそうにもないものだと梱包も解かずに返品することもある、というのは、ホントかウソかは知らないが、編集者の間でよく言われる話だ。

 それはともかく、出版社の方では、配本日の2〜3日後を発売日として設定していることが多い。だから、出版社のいう公式な「発売日」の前日や前々日でも、書店によっては、その本を店頭に並べていることもあるのだ。

 ぼくの10冊目の著書、『漢字ときあかし辞典』(研究社)の見本ができてきたのは、先週の火曜日(13日)。中3日プラス土日で、昨日、配本になったというお話だ。早いところでは、今日、店頭に並んでいるかな。いや、明日にならないと並ばないかな。

 今回の拙著は、日常でよく使う漢字2320字について、意味や用法をわかりやすく、読みものとしても読めるように解説した「読める漢字の辞典」というコンセプト。原稿書きから組版まで独りでこなして、ここ1年半くらいは、土曜日曜も関係なく、朝から晩までほとんどこの仕事に没頭しておりました。本体価格2300円と少々お値段は張りますが、ページ数が700に近いことを考えると、そこそこお買得ではないか、と。金子泰明さんによる装丁は遊び心にあふれていて、じっくりご覧になるといろいろ楽しめることも請け合い。ぜひ、ご覧になっていただけましたら幸いです。

 その前に、配本された『漢字ときあかし辞典』がきちん梱包を解かれて、書店の棚に並びますように!

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