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2012年3月30日 (金)

言われてみれば多いよなあ……

 語学が大の苦手である。何年もかけてコツコツやるというのが、向いていないんだろうなあ、と思う。だから、楽器をやっても上達しないし、体を動かすのだって続かない。仕事をするようになってから、多少、コツコツやる習慣が身についたものの、やっぱり、三つ子の魂なんとやら。このまま、東京弁と関西弁のバイリンガルのみで、一生を終えるんだろうなあ。

100

 お世話になっている納村公子(なむら・きみこ)さんから新刊をいただいた。『中国人が日本人によく聞く100の質問』(三修社)。サブタイトルに「中国語で日本について話すための本」とあるように、中国語ができる日本人向けの内容だから、ぼくなんかお呼びではない世界だ。ただ、その「質問」を眺めているだけでも、けっこう楽しい。

 「日本は面積のわりに人口が多いようですが、人口はどれくらいですか」
 「日本はどうしてカラスが多いのですか」
 「日本の街にはどうしてあんなに多くのドラッグストアがあるのですか」
 「サラリーマンは帰りによくお酒を飲むのですか」
 「日本の空港に白タクは多いですか」
 「温泉に入ると病気が治るのですか」

 そうか、こういうことが「質問」になるのだな、と納得させられることしきり。いい「質問」とは、相当な力量がないとできるものではない、と改めて感じる。ちなみに、タイトルには「100の質問」とあるけれど、これは100のジャンルについての質問、という意味で、実際には400〜500くらいは質問が載っているのではないだろうか。

 語学が苦手なぼくとしては、こういうところで異文化体験を積むしかない。そうして、それはもちろん、自国の文化について考え直すことにもつながる。なかなかありがたい本である。

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